2010/09/18

感極まる

つい数分前の出来ごと。
本屋にて、泣きそうになってしまった。

鮮やかに黄色いその本の表紙には、たしかに見覚えがあって思わず目をとめた。お腹の底から震え上がるものが来て全身が硬直した。目はその本一点に集中している。ドクドクと高鳴りを感じる。手に取った時に、わたしは今自分の中で起きている感動をやっとのみ込んで、大きく息をした。

なんか大げさに聞こえるけれど、わたしは本当に嬉しかったんだ。

Miranda Julyの本が初めて翻訳されて店頭に並んでいた。
"No one belongs here more than you."
邦題は“いちばんここに似合う人”とされている。
この本は英文をずっと自分解釈で読んでいて、それである程度満足していたのだけども、やっぱりこうしてきちんと翻訳されたものを読むことが出来るというのは幸せなことである。自分の訳し方との比較もできるし、他者がMirandaの文体をどんな感覚で読んでいるのかも気になっていた。

さて、興奮度合いが落ち着いてきたところで読み始めるとしよう。


ちなみに洋書ではこのピンクのほうを持っている。

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