2010/05/27

Peau d'âne
















Peau d'âne」、邦題『ロバと王女』
カトリーヌ・ドヌーヴがキレイなのはもちろんのこと、
このロバのかぶるのがかわいすぎる!!作りたい!!!!
顔を青塗り/赤塗りにしている人たちはなんだか美しいです。


2010/05/08

ノルウェイの森

久しぶりにブログに書き込みます。

書きたいことも、書き込みする時間も、
きっとたっぷりあったのだけれども・・・

文章にするような、自分でいる時間が少なかったのかもしれない

ここ2日、じっくり『ノルウェイの森』を読んでいた。
2年前に読んだことはあったけれど、今度はじっくり読んだ。
これを映画化だなんて、よく踏み込んだものだ!
ひとつひとつの場面の映像化は、それほど難しくないと思う。
だが、1本の映画にするとなると脚本はおそろしく難しく感じる。
キャスティングに関しても、多くの読者がいるだけに、
その数だけの思い浮かべている人物が存在するワケで・・・
やっぱり私にはワタナベ君は松山ケンイチではなかったし、
直子は菊池凛子でない。
緑も同じく。緑役の水原希子は、中学生の頃雑誌で目にしていた
モデルで、彼女があの緑を演じるのかと思うとひどく変な気分に
なる。彼女のことはモデルとしてとても好きではあるのだが。

まぁ映画化のことは、さておき。
私が『ノルウェイの森』で好きになった文章をひとつ。

———————————、僕も毎朝僕自身のねじを巻いています。
ベッドから出て歯を磨いて、髭を剃って、朝食を食べて、服を着
替えて、寮の玄関を出て大学に着くまでに僕はだいたい三十六回
くらいコリコリとねじを巻きます。

ねじを巻くことは私もしていたのだが、ねじを巻いている意識が
無かった。考察してみたことも無かった。
こんな風に考えていたら何かが面倒になったりもしないのだろう。

外に出るまでに私が何回ねじを巻くか、数えてみることにします。