2010/08/25

YUKI



YUKIの曲をきくと、どうしても高校時代を振り返ってしまう。とても
懐かしいのだけれど少しさびしくもなる。どこか、感傷的になってし
う自分がいる。あまりにもそうなって、一時期はきくことができな
かった。JUDY AND MARYはヘーキなのに・・・。最近は躊躇せずに
けるようになったけれど、やっぱり少しセンチメンタルな気分にな
る。

ある人と"切なくなる"について話をしていて、そういう時は少なから
切ないなーとか思っている自分に酔っているところがある、と2人
して言っていたことがある。切ない切ないと思っていても、それが嫌
なわけではないし、浸っている状況をドラマチック(そこまでいかな
いけど)に感じて時々それを望んでいるのではないか、って。そんな
ことがあってわたしはどうも切なくなると、今自分はなんだかんだ楽
しく生きているなー、だなんて思うのだ。
やっぱり少し息苦しいけれどもね。

2010/08/18

アカルイミライ

懐かしい映画がBSで放送されていた。


この映画の浅野さんもオダギリジョーもなんだか若くてとーても素
なのだが、それ以上に画面の中の"黒"の格好良さが目を引く。初めて
観たときは、屋外に出ているシーンの黒と白のコントラストに心底惚
れた。黒がしまっててかっこいいんだ〜、ほんとにこの映画は。何回
観てもそれに感動できるってすごい。

B-M-M

Blonde Redhead "The Dress"-directed by Mike Mills

不思議なことに、好きなものはあちこちで自然と繋がっている。
わたしの場合 Blonde RedheadMiranda JulyMike Mills
Miranda Julyを調べていたら、あれ?なんでMike Millsと一緒に
写真写ってるんだろう?というように繋がりがちらほら見えてきた。

わたしの好きなもののタイプは、自分が思っている以上に偏っている
だろうか?バラけている気がしていたのだけれど。

2010/08/17

わーお

secret mommy "Kool Aid River"


secret mommy "Plays"

なんだかおもしろい雰囲気アーティスト発見!!
secret mommyて名前もちょっとヘンでかわいいなあ。

2010/08/13

Miranda's film



me and you and everyone we knowは、このブログでも紹介し
たことのあるMiranda Julyの長編映像作品。とある映画紹介サイト
Me and You and Everyone We Know is a popular romantic
comedy.だなんて言われていたけれども、これはそんな映画ではない
のだ。少なくとも、わたしにとっては。
初めてひとりでレイトショーに足を踏み入れた思い出込みで、評価し
てしまっている部分はあると思う。しかし、この映画のもつ雰囲気は
コモレビみたいな心地よさがあって、人物たちは少し背のびをした感
じがなんだか可愛くて・・・
この映画は大好きだけども、やっぱり映画や音楽などは個人個人の趣
味次第なのだから、これが絶対良いよなんていう奨め方には抵抗があ
る。自分と他の人の価値観は思っている以上に違うものだ。わたしが
映画を観るわりに感想などを言わない訳はそこにあるのだと思う。

バスに乗って


十文字美信先生の授業の合宿で、猪苗代や会津に行った。
赤い電車がすぅーっと過ぎ去ってゆくのを、くるりの「赤い電車」を
聴きながら眺める。いったん高揚したものの、すぐに眠気が来る。

みんなと過ごす時間も、ひとりで散策する時間も、また同じように早
く過ぎた。わたしの周りを時々うろつく虚無感は、今はだいぶ前を歩
いていてそれに取り囲まれることはないのだと、バスの揺れに身を委
ねる。背もたれと窓の間に潜ってゆく。ガタガタン。
振動が頭に伝う。



東北の方の方言は、これまで旅行中でしか聞くことがなく馴染みがな
い。ひとりふらり歩き中に入った蔵カフェで、経営している奥様と常
連客との会話に思わず耳をかたむけてしまった。東北なまりはなんだ
か暖かく、穏やかに感じた。